とりをあつめて

窓を開ける、近所を歩く

3月10日(金)

軒先のクリスマスローズ

曇りのち晴れ/12~18℃

6:00
(窓を開ける)
夜中は雨予報だったが、結局降らなかったのか、植木鉢は湿っているが、地面は濡れていない。曇っているが、鈍く重い曇りではなく、落ち着いたトーンの淡い曇り。しずかな朝に、ハシブトガラスの声が響く。

6:30
(窓を開ける)
サクラにキジバトが1羽。デーデ・ポッポポー。ウグイスのさえずりに、今朝は少々アレンジが加わって、イソヒヨドリ風にも聞こえる。

7:00
(窓を開ける)
ヒヨドリが1羽、今日も花粉をつけて、黄色が目立つ。メジロも1羽、羽繕いのち、サブソング。ヒヨドリがもう1羽飛来。花粉をつけたヒヨドリが、今やって来たヒヨドリに向かって歌い始めた。威嚇するときなどと違い、とても控えめで可憐な声だった。もう1羽のヒヨドリ、返事代わりの排泄。

(花粉)イエロー・ヒヨドリ

つがいなのか

8:00
(窓を開ける)
日が差し始める。とても暖かい日になりそう。ウグイスのさえずりが近くで響く。姿はなかなか見当たらない。ツグミの声、シロハラの声もする。

9:30
(窓を開ける)
メジロが4羽ほど舞っている。シジュウカラのさえずりも聞こえる。窓を開けっぱなしで、ちょうどいいかもしれない。

ツバキを見上げるヒヨドリ

サクラにムクドリ

13:00
(窓を開ける)
コーヒーを飲んでいると、シジュウカラの聴きなじみのない声がする。声の方向が窓辺からは見えづらかったので、靴下のままベランダに出る。小さな声で鳴きながら、ちょっとずつ移動していく。これもサブソング(さえずりの練習)だろうか。ヒヨドリメジロシジュウカラなど、なじみのある鳥であっても、その声は実に多様で愉しい。

シジュウカラ

おやつはオートミール・クッキー(妻の新作)

13:30
(窓を開ける)
さて午後の焙煎に戻るか、という時分、なんとなく窓を開けるとカサコソと動く音がする。また靴下のままベランダに出て(こういうことができるのも、春)、こちらも身を潜める。ウグイスが1羽、メジロが2羽。

ウグイス

ウグイスの下尾筒と尾羽

メジロの後ろ姿

16:30~17:30
(近所を歩く)
特に用事はないが、気持ちいいので散歩。いろいろな軒先で、いろいろな花が咲いている。今年初見は、ハクモクレンのほころび。電柱でイソヒヨドリが高らかにさえずる。団地付近では、ジョウビタキの姿。ついでに花の苗をいくつか買って帰る。エプロン姿のまま、苗ひとつを手に帰る人や、スクーターで果樹を持って帰る人の姿など。春のそんな風景がとても好きだ。

ハクモクレン

イソヒヨドリ

ジョウビタキ