とりをあつめて

窓を開ける、近所を歩く

3月8日(水)

朝のメジロ

晴れ時々薄曇り/6~16℃

5:50
(窓を開ける)
ジョウビタキの羽音で目が覚める。続いて、メジロの声、シロハラの声。ツグミヒヨドリハシボソガラス、遠くでアオサギの声も響いた。

8:00
(窓を開ける)
サクラにツグミが1羽飛来。葛の茂みにメジロ、アベマキにヒヨドリ。どちらもよく見ると、口周りが花粉で黄色くなっている。花の朝飯をたっぷり食らい、さて羽繕いでもするか、という時間なのだろう。私も朝食後、豆を焼き始める。

ツグミ

花粉まみれのメジロ

同じく花粉をつけたヒヨドリ

9:00
(窓を開ける)
シジュウカラのさえずり、ウグイスのさえずりが響く。メジロのサブソング(さえずりの練習)も聞こえる。実にいろいろな声が混じり合っていて、まだすべてを聞き分けられそうにはないが、とても面白い。

さえずりの練習をしながら、時折舞い上がっていたメジロ

10:30
(窓を開ける)
ツグミが1羽、やぶの地面でひょこひょこしている。そこに猛スピードで、猫が登場。この辺りにも何匹かの地域猫がいるが、おそらく新参者。ツグミは高く飛び上がって、なんとか難を逃れていた。春、うかうかしてられない季節でもある。

11:00
(窓を開ける)
メジロが2羽、並んで羽繕いをしている。いつものメジロ、無事につがい成立の様子。背中など、少し届きにくい場所は、互いに羽繕いをしていた。ちなみに同じ木の少し離れた枝で、ヒヨドリ1羽もしずかに羽繕い。ツバキの花をめぐっては、ちょくちょく小競り合いをしている両者だが、恋にはちょっかいを出さないようだ。


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11:10
(窓を開ける)
シジュウカラのさえずり響く。2羽になって飛んで行った。こちらもつがいか。

14:30
(窓を開ける)
また先ほどの猫がうろうろしている。地面にジョウビタキ♀の姿も見えたが、猫の気配を察知して、すぐに上の方へ飛んで行った。茂みにヒヨドリがいる。

ヒヨドリ。めずらしく、見下ろすことのできる茂みに。

イヌビワの芽吹きのにおいが漂う。昨年の個人的な記録によると、同じにおいは3月14日だった(その日の最高気温は20℃)。そういえば、この家で生活を始めて丸5年が経った。引っ越したばかりの頃も、同じイヌビワのにおいがした。

制作中の版画の一部。サクラのつぼみを彫っている間に、春になった。